大前提 この設定はあくまでGPMという良く出来た擬似世界を本当に存在するかのように考えるものであり、 現実と架空の世界を混同してはいけない。幾千万のあなたとわたしの誰かも言っていたが。 この病気は特にGPM初プレイより半年後あたりによくかかるようである。 ご注意を。 ここでは世界の謎関連で、特に初級者にはわかりづらいと思われる単語を解説する。 ただし、ここでの初級者とはPS版ガンパレードマーチを一度以上プレイしたことのある人間を 指す。それ以外の方にはそういった単語にこだわらずストーリーを楽しんで戴きたい。 歪んだ言い方ではあるが、そうとしか言えない。あまりに深すぎるのだ、GPMは。 なお、ここに書かれる内容はあくまでPS版のサイドストーリーであり、本編では登場 しない単語もある。それについては解説は入れない方向で行く。 ちなみにゲーム版ガンパレードマーチはGPM、本サイドストーリーは本編と表記している。 また、私の資料収集不足により一部の事項は改変した。ご容赦を。 人類側戦況 熊本戦において勝利を果たした日本国政府は領土の回復を図り、幻獣側に侵攻をする。 1999年。 4月21日。熊本の5121小隊の活躍により人類は勝利を収める。 5月10日。熊本内の幻獣掃討完了。 6月2日。昇格した芝村竜師は南部侵攻作戦を提案。可決される。 自然休戦期。この間に九州南部防衛設備が整えられる。 9月26日。自然終戦期終了。九州攻防戦開始。 11月26日。第二次八代会戦に勝利。これにより九州の戦況は人類有利になる。 2000年。 1月18日。九州全土の防衛に成功。 3月 4日。兼ねてより開発されていた士魂号 海戦仕様の試作機のテスト部隊により奄美大島近海奪還作戦開始。 生物兵器により焦土と化した地域の復旧作業に入る。 4月11日。エースの士翼号による降下作戦。奄美大島を勢力範囲に置く。 5月15日。エースの活躍により沖縄本島との連絡が取れるようになる。 日本は戦前だけでなく、本来の領土を全て取り戻すことになる。 5月18日。最終決戦にむけ、士翼号の量産開始。 5月23日。喜界島防衛のための小隊発足提唱。 5月25日。各地より寄せ集められた人員により6215小隊発足。 以上が本編以前の流れである。なお、GPMでは5月10日までストーリーが存在するが (註:Sランクを取らない限り)このストーリーでは4月21日に終了している。 なお、ここでは竜は現れていない、Aランクエンディング以降の話になっている。 用語集 「喜界島」 実在する。東京から飛行機で約4時間。鹿児島から約1時間10分。奄美大島から約15分。 幻の海底遺跡に懸賞金10000ドル(円ってこたぁあるまい)などよくわからない場所である。  「続日本記」  西暦600年代には爾賀委(ジガイ)  「日本記略」  貴賀井島  「東  鑑」  貴海島  「平家物語」  鬼界島  「琉球史」    奇界島 などの呼び方があるが、1645年の喜界島代官記で現在のような喜界島と なったといわれている。 サンゴ礁の島だけに、家々の石垣は全部サンゴ。その垣根から熱帯の花々が顔をのぞかせている。 場所は沖縄近辺。周囲48.6キロメートル。半径10km以下。 「第6世代」 主人公達のこと。生殖能力を持つ第1世代(我々とほぼ同じ)から数えて 6代目の改造された人間である。 クローンのため生殖能力は持たない。 ヘクサとも言い、彼らが死ぬより恐れる次世代人類研究所(通称ラボ)と呼ばれる 人体実験その他を公然の秘密として行う施設での様々な実験結果の末生み出された。 古関のような青い髪を持つものはブルーヘクサと呼ばれ、この実験の結果生み出されたいわば 異端の存在である。 余談だが、第5世代(彼らの前の世代)は身体能力のあまりの高さにそのまま幻獣側に寝返り、 第6世代はその反省を活かし、身体能力をウォードレスと呼ばれる強化服を 着ることでその能力を補う形となった。元は第2世界の戦争舞踏服である。 「幻獣共生派」 人類の敵、幻獣との共生を提唱し、彼らと話し合おうとする一派。ただし軍では反戦派とされ、 見つかった場合は即処刑される。また、負傷兵や彼らの一部は士魂号の人工知能用のパーツに されている。バイオコンピュータとして。 また、特例として青(セプテントリオン)に協力するものは生き延びる。 ちなみに幻獣が通った後の自然が極端なペースで回復していることを理由に和平を考えている。 それが本編冒頭のあの台詞につながる。 「セプテントリオン」 注釈はつけないといったがこれだけは。 青と呼ばれることもある。北斗七星の名を持つ、七つの世界に渡って存在する死の商人。 第5世界(本編世界)では芝村一族を出先機間として介入を行っている。 その目的はこの世界のウスタリ・ワールド・タイム・ゲートを開くこと。 そのために必要な強力な存在、人類の決戦存在、もしくは最強の幻獣「竜」を出現させようと 企てる。しかしGPMSランクではこれに失敗。ゲートが閉じてこの世界に介入できなくなる。 ちなみに本編ではそもそも竜が出現していない。この時点では。 士魂号、ウォードレスを始めとし、さまざまな技術を他世界から持ちこんだ。 なお、その真の目的はオリジナル・ヒューマンを使い世界をひとつにすることのようだ。 「白天」 駆逐艦。珠魂号は一台しか乗れないためにもう一台は曳航することになる という大変悲惨な代物。戦闘用というよりは輸送船としての意味あいが大きい。 次回本格的に登場。 「湾港」 実在。島の北西部に位置する。この近辺にある湾小学校、第一中学校の間にある給食センターが 彼らの校舎兼詰め所となっている。 「十翼長」 この世界の階級。正確には学徒動員兵の階級。軍の階級で言えば准尉にあたる。 最下級を「戦士」といい(天使とも呼ばれる。これは第6世代が見えない翼を 持っていることに由来する)上に竜師などがある。 「多目的結晶」 正確には後ろに「体」がつく。第6世代の99%がこの処置をされている。 左手に埋めこまれた文字通り多目的な一種のコンピュータ。時計、アラームからプログラムに よってさまざまな機能を追加することができる。OVERSはこれを通して介入をしている (本編設定)また、プログラム次第でこれそのものと会話することもできる。 ちなみに実際にはOVERSは青い宝石の首飾りで介入をする。(田神が速水に渡したもの) だから本編設定、とした。 「OVERS」 他世界に介入するシステム。主人公は第7世界(我々の世界)から第5世界に介入している。 第7世界に普及しているGPM形式のOVERSの他に、セプテントリオンの利用している タイプ等、さまざまなタイプが存在する。現在ver1.00がアルファシステムにて開発中 である。 なお、この設定は25日時点において必要な知識を提供したに過ぎない。第5世界における OVERSとは・・・ 「世界」 第1〜第7まであるとされる(ただし世界は七つではない。論理トラップです) 現在判明しているのは 第1世界・・・ファー(詳細不明) 第2世界・・・ダンスドール(来須が故郷とした場所。カダヤ等の言葉はこの世界のもの) 第3世界・・・ハートオブハイドロゲン(公式サイト小説「水素の心臓」の世界) 第4世界・・・エレメンタルギアボルト(ゲーム「精霊機導弾」の世界) 第5世界・・・ガンパレード(ゲーム「高機動幻想ガンパレードマーチ」、及び本編世界) 第6世界・・・ゴージャスタンゴ(小説「ヴァンシスカの悪魔」ゲーム「式神の城」の世界。 ただし、この世界は「群」であり、ひとつではない) 第7世界・・・セダー(我々の世界に限りなく近い歴史を辿った世界) となっています。また、これはプロダクトネームのため、現在は変わっているかもしれません。 「永野英太郎」 SCEのガンパレ宣伝部の人とは何の関係もない。あしからず。 OVERSを使い介入してきている。その正体は果たして・・・? 階級は十翼長。 「石塚弘」 初代委員長。演説を趣味とするのに周囲のおかげで長話ができない可哀相な人。 基本的には優秀だが時々すさまじいボケをかます。雰囲気の読めない人でもある。 実は他人に言えない重要な秘密を持っている。 階級は千翼長。 「松尾忠則」 小隊付きスカウト。先任下士官として赴任していた。元呑天(そのうち登場)の乗組員。 染まったのか須田烈風隊の「おひけえなすって!」が伝染っている。 階級は戦士。 「山本えりす」 関西出身。ここに来る前は小笠原に居た。 そこでもDJをやっていたため謎の交渉で喜界島でもそれをやろうとしている。 階級は十翼長。 「蔵野みずほ」 オペレーター。現時点では公開できる資料がない(つまり、そういうことである) 階級は戦士。 「飛子室沙羅」 本編の主人公だが、基本的に個性はない。個性=OVERSだからである。 もともとは東北の出身だが、OVERSの意志で転任してくる。 真の理由は今のところ不明。 紅天二番機のパイロット。 猫を飼っているという設定があったが思えば速水と善行に継承されているので却下。 もちろん第6世代である。階級は十翼長。 「この感じはどこかで・・・」 用語解説のみだけで終わろうと思ったのだが、これだけは注意を入れておく。 このデジャヴュはゲームガンパレにおける「暖かい視線」である。黄色い奴。実物を見たことが ない方はご愁傷様。これ以上説明のしようがありません。